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「共通番号制度」15年開始へ議論本格化 

政府が、社会保障改革検討本部の会合を開き、「共通番号制度」の利用を2015年1月から段階的に始める基本方針を正式決定したという報道がありました。
共通番号制度とは、国民一人一人に番号を付け、納税や年金などの情報を一元管理するものです。与党は、税と年金保険料を一体的に徴収する「歳入庁」の創設も視野に入れています。
この共通番号制度の運用が始まると、健康保険証や年金手帳等の機能をまとめたICカードが国民に配布され、このICカードにより各種の社会保障の給付やサービスが受けられるようになる予定です。
共通番号制度により、確定申告は医療費の控除が領収書なしでできるなど効率化のメリットがあります。また、消費税率が引き上げられた場合、低所得者に対して、税金の払い戻しや現金支給を行うことができます。その一方で、情報漏えいの危険や行政による個人情報乱用の懸念など問題点も多数あります。
政府は、今秋以降に関連法案を提出し、14年6月ごろに国民に番号を割り当てる計画ですが、まだまだ議論を重ね、国民的同意を得る必要がありそうです。

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