相続・税のYPコラム

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お墓は、相続税の課税対象外

 本日9月20日は彼岸の入りですので、これから一週間はお墓参りにいらっしゃる方も多いかと思います。お墓というと亡くなった後のことというイメージがありますが、「終活」という言葉が定着しつつある昨今では、お墓の生前購入も行われているようです。

 お墓は、祭祀財産という特殊な財産とされているため、基本的に相続税は課税されません。したがってお墓の生前購入は、残されたご家族の経済的、精神的負担を軽減すると同時に、相続税の観点からもメリットがあります。

 一方、亡くなられた後、相続税申告前にお墓を購入したとしても、相続財産から控除することはできません。相続財産から控除できるものとして、お通夜やお葬式などの葬儀費用がありますが、お墓の購入費用は葬儀費用と認められていないためです。

 生前にお墓を購入すると「寿命が縮まる」「縁起が悪い」と考える人もいますが、実は「寿陵」と呼ばれ、長寿・子孫繁栄・家内円満を授かる縁起がよいこととされているそうです。

 お墓の購入には、人それぞれ適したタイミングがありますが、お彼岸は「寿陵」を検討する一つのタイミングかもしれません。

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