2017.04.19 相続税・贈与税 

 首都圏では皆様の目を楽しませてくれた桜の花も終わり、葉桜になっています。桜前線は北上を続け、GWには東北の桜が見頃を迎えそうです。

 日本では、桜の名所といわれている所に限らず、個人のお宅の庭に植えられている桜の花が、道行く人を楽しませていることも少なくありません。それでは、この庭にある桜の木も、相続税の課税対象になるのでしょうか。

 通常、庭にある桜の木は、1本1本ではなく、庭木、庭石、あずまや、庭池等といった庭園設備全体として評価されます。庭園設備全体の評価額は、同じ庭園設備をもう一度造った場合の価額(調達価額)の70%になります。

 相続税の実務上は、相続税の課税対象として評価される庭園設備は、入場料をもらって公開するような客観的価値を備えている庭園設備や、非常に高価な松の木がある庭園設備等一定の場合に限られると解釈されているため、一般家庭の庭は土地そのものの評価にとどまり、庭園設備の評価は行なわないケースが多いようです。