2017.02.01 所得税 

 1月20日に就任したトランプ米大統領の発言は、世界中の注目を集めています。自動車メーカーから、アメリカ国内に工場を建設する約束を取り付けるなど、強気で政策を推し進めているようですが、すべてが思い通りとはいかないようです。

 トランプ大統領が「ドルが強すぎる」と発言し、ドル高をけん制したにもかかわらず、市場はドル高で推移しています。現在、1ドル113円台ですが、昨年11月初旬には1ドル103円台であったことを考えると、1ドルあたり約10円、ドル高が進んでいる状況です。

 数年前には1ドル80円という時もありましたから、円安になった今、外貨預金を解約して日本円の預金口座に払い戻しを受けた方もいらっしゃるかもしれません。

 例えば、1ドル100円時に300万円(30,000ドル)を預け入れたとします。払い戻しを受けたときに1ドル115円であった場合には、金利や手数料を考えずに計算すると、345万円(30,000ドル×115円)を受け取ります。この場合には、為替レートの違いにより、45万円(345万円-300万円)の利益を得たことになります。

 この利益は、どのような扱いになるのか気になるところですね。この為替レートの違いにより得た利益(為替差益)は、「雑所得」として確定申告をする必要がありますのでご注意ください。

 なお、給与所得者で1社だけの給与収入で年末調整が済んでおり、確定申告をする予定のない方は、給与所得以外の所得が20万円以下であれば、確定申告を省略することができます。

  ※ 医療費控除やふるさと納税(寄附金控除)の適用を受ける等の理由により確定申告をする場合には、為替差益等の給与所得以外の所得が20万円以下であっても、申告をする必要があります。

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