2016.09.21 相続税・贈与税 

遺言は、一定の要件を満たしていないと法的効果がないと以前のYPコラムでご紹介しましたが、法律的に不必要なことを書いたらいけないというわけではありません。何を記載するかは、原則として遺言を作成する人の自由です。
遺言に記載された事項のうち、法的効力を直接発生させることを目的としない事項を「付言事項」といいます。具体的には、家族へのメッセージや、葬儀、納骨に関する希望などを記載します。
「法定相続分と異なる割合で相続分を指定したのは、こういう理由からである」「介護をしてくれた長女には財産を多めに相続させる」など、財産の分け方について、遺言作成者の思いや考え方が付言事項に書かれていますと、遺されたご家族も納得しやすいかもしれません。
また、「妻へ 今まで本当にありがとう」「兄弟姉妹で仲よくやって欲しい」といった家族へのメッセージがあったおかげで、遺言作成者の方の想いが相続人に伝わるということがあります。遺言を開封する場は、どこかぴりぴりした重い空気に包まれますが、いつの間にか亡き人への想いをはせる、なごやかな場へと一変するのです。
遺言を作成される方は、ぜひ付言事項で家族への想いを伝えてください。

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