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平成24年1月号「二言挨拶(ふたことあいさつ)」

あけましておめでとうございます。
この2012年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

パーティ等における話し手が、よく「一言(ひとこと)挨拶申し上げます。」と言います。そこで例えば、「おはようございます。」の挨拶の後に、「お元気そうですね。」という具合にもう一言付け加える挨拶の仕方を「二言(ふたこと)挨拶」と呼ぶことにしたいと思います。

実は、元巨人選手で、今年横浜ベイスターズの監督に就任なさった、そして現役時代には絶好調男と言われた中畑清さんについて、中畑さんが駒沢大学野球部員だった頃に同部の監督であられた太田誠氏は、彼は当時からこの「二言挨拶」が上手な生徒だったと言っておられます(そしてこの挨拶を「二言(にげん)挨拶」と言って紹介しておられます)。

朝職場で最初に会った時に「おはよう。」の一言もない人と、「おはようございます。」と明るく挨拶してくれる人がいるとしたら、後者の方が間違いなく人に好かれているでしょうし、周りの雰囲気を明るくしますのでその点で仕事にも貢献しているでしょう。そして、多くの場合にこの人の方が良い仕事をしていると思われます。

上司が部下に「おはよう」と言った際にもう一言「昨日はタフな1日だったね。大丈夫か。」と付け加えるなら、部下はきっと咄嗟に「大丈夫です。元気です。」と反応してくれるでしょう。

訪問した先で明るく「おはようございます。」と言った後に「いつもお世話になります。」とか、或いは、もっと具体的に「この前の○○○については大変お世話になりました。助かりました。」という具合に明るくもう一言付け加え、二言(ふたこと)挨拶する人は、間違いなく、少なくとも嫌われることはないと思います。

この世の中は人と人との関係で出来上がっています。ですから人間関係対応の上手な人はそうでない人に比べてビジネス成功の確率が間違いなく高いだろうと思います。

考えてみれば、気付いてみれば、当たり前のことなのに、気付いていないらしい人が多いようです。その分損をしている訳で、もったいないと思います。

今年も経済を取り巻く環境は厳しかろうと思われます。そのような中であっても、人間関係を少しでもスムースに、そしてビジネスを良い方向に順回転させる為に、「明るい挨拶」と、必要に応じて「二言(ふたこと)挨拶」を心がけると良いと思い、提案します。

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